LINEモバイルに興味はあるけど格安SIMに乗り換えることに躊躇している方に是非読んで欲しい分かりづらい料金プランを完全解説しています。LINEモバイルに乗り換えようか迷っているけど決定的理由が見つからない方は是非一度確認ください。
LINEモバイルのプランはシンプル 他の格安SIMはどこも分かりづらい
大手キャリアであっても、2年に一度の契約更新月にはどこか今より安い料金プランや新規キャンペーンでお得に乗り換えられる携帯会社を一度は探してみたことがあると思います。しかし結局は同じ会社で契約を更新したという方が多いのではないでしょうか。
実はこれは当たり前のことなのです。更新月に関わらず、携帯会社は乗り換えを阻止しようとしますし、そのために一時的にキャンペーンやポイント付与を行うことは珍しくありません。元々の料金プランを契約したのは2年前という遠い昔で、何がお得でそのプランを選んだかも忘れているのではないでしょうか。
その点、LINEモバイルはシンプルな料金プランとお得な月額料金、そしてデータフリー、通信速度の速さという4つの武器を手に契約者数を伸ばしてきました。今回はその中でも料金プランについて完全解説をしていきます。
SIMタイプはデータSIMと音声通話SIM
LINEモバイルで知っておきたいのはデータSIMと音声通話SIMの2種類があることです。データSIM(SNS付き)がありますが、これは特殊なので覚える必要はありません。ここを選ぶぐらいなら音声通話SIMを選びます。スマホの契約はいらないプランもあるので面倒なのです。
覚えておこう
- データSIMは通話ができないインターネット専用
- データSIM(SMS付き)は選ぶのがもったいないプラン
- 音声通話SIMは電話とインターネットができるSIM
LINEモバイルの初月料金はSIMの種類で料金が決まる
乗り換えの時には登録事務手数料やMNP転出料金など費用がかさむイメージがあります。しかし、LINEモバイルには初月だけお得になる料金があります。それが初月料金は選んだプランではなくSIMカードの種類で初月1回のみ請求される料金が違うことです。実はこの料金をうまく使えば初月と翌月お得になるので必ずここは覚えておきましょう。
初月料金
- データSIM 500円
- データSIM(SMS付き)1,200円
- 音声通話SIM 1,200円
これは選んだプランに関係なく、初月はこれだけしか請求されません。通話SIMを一番高いプランで一番データ量の多いプランで申し込んでも1,200円しか初月は請求されません。余ったデータも繰越可能です。申し込みの際には、必ず以下の記事を読んでから申し込み手続きに進みましょう。
プランは全部で3つしかない シンプルすぎてすぐ分かる
LINEモバイルは大手キャリアのように色々な料金が発生して結局高くなったということがありません。楽天モバイルの記事でも書きましたが、他の格安SIMはとにかく注記が多く、殆どが一座な文字でページ末尾に記載してあるので、調べている私でもかなり大変なのですが、LINEモバイルはものすごくシンプルです。
LINEモバイル3つのプラン一覧
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC +プラン
LINEモバイルの料金プランは上記の3つしか無く標準の1からデータフリーで使えるサービスが増えていくだけです。この3つのプランとSIMカードをどのタイプです選ぶかで料金が決まるシンプルな料金プランです。しかも各プランの違いはデータフリーで使えるサービスが異なるだけなので、自分に合ったプランを選ぶだけです。まずはデータフリーの仕組みを理解しましょう。
データフリーとは?仕組みを理解しよう
データフリーは契約しているデータを使わなくてもインターネットを利用しているサービスが受けられる特典のようなものです。つまり対象のサービスが使い放題になることです。楽天モバイルの動画見放題は、低速モードではかなり早く、動画を見るにはおそらく困らない通信速度の1Mbpsの制限の中で見放題ですが、LINEモバイルのデータフリーは高速モードでの話なので、通信速度も速くほぼストレスは感じません。例えば、全てのプランに付いているLINEのデータフリーですが、1GBを契約している場合、テキストでやり取りするLINEトークLINE通話やLINEビデオ通話をいくら使っても、契約しているデータは減りません。 契約データが0GBになると通信速度は制限されて低速になりますが、データフリー対象サービスは高速通信のまま使えます。これがデータフリーという仕組みです。これがわかったところでLINEモバイルの3つのプランを比較して見ていきましょう。
LINEフリープラン 最安値500円
シンプルにLINEアプリのサービスがデータフリーになるプランです。LINEフリープランは1GBのデータしかないので2つの月額料金をそ覚えるだけです。
- データSIM 500円
- データSIM(SMS付き) 620円
- 音声通話SIM 1200円
LINEフリープランでできること主なことは以下の4つです。
- トーク
テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信です。つまり普段使っているLINEでよコミュニケーションはデータフリー対象です。 - 音声通話
LINEトークで電話マークで利用する無料通話です。インターネットがつながる環境ならどこでも通話できる優れものがデータフリーです。 - ビデオ通話
テレビ電話のように使えるビデオ通話ですが、映像でかなりデータを消費するので、外出先では使わず、WiFi環境でしか使わない人も多い機能ですがこれもデータフリーです。 - 友達の閲覧と追加
LINEを使っていれば友達追加や友達の閲覧が必要ですが、これもデータフリーです。
そのほかにもデータフリーのLINEサービスがありますが興味のある人はLINEモバイル公式ページで確認ください。
LINEがデータフリーなのはかなりお得な特典でトークと通話、ビデオ通話がデータフリーならほぼ満足の出来ます。遠く離れた孫の顔を見ながら喋りたいとか、気になったことを家族に電話で相談したいとなったら、電話代もかからず時間を気にせず使えます。月額料金もデータSIMなら500円なので、おばあちゃんのために契約してあげて渡しておくのもありかもしれません。後で説明しますが、LINEフリープランはデータは1GBだけのプランです。ただ、家族でデータをプレゼントしてシェアしたり、必要な時には追加データを購入できるのであまり気にする必要はありません。必要以上のデータは無駄遣いのもとです。
コミュニケーションフリープラン
LINEモバイル2つ目のプランはコミュニケーションフリープランです。プラン名が変わったからといって不安になることはありません。LINEモバイルのプランはとてもシンプルなので、データフリーで使えるサービスが増えるだけです。コミュニケーションフリーになってデータフリーで使えるサービスは以下となります。いずれもリンクから外部へ移動した場合、移動先はデータフリーになりません。
- Twitter(ツイッター)
タイムライン
画像付きツイート
ツイート
ダイレクトメッセージ - Facebook(フェイスブック)
タイムライン
画像・動画投稿
コメント
お知らせ表示 - Instagram(インスタグラム)
タイムライン
画像・動画投稿
アクティビティ
ダイレクトメッセージ
画像や動画が多く含まれるので契約データを消費しやすいサービスです。データ消費は動画のようなサービスでもかかりますが、画像の閲覧ではかなり消費します。そのためインスタのようなサービスでデータフリーなのはかなりお得です。だだ、この3つを使っていなくて、電話が必要ないならLINEフリープランで十分なので無理してコミュニケーションフリーにする必要はありません。
コミュニケーションフリープランでは、3GBからのスタートになります。3GB、5GB、7GB、10GBと契約データが増えていきます。大手キャリアでもヘビーユーザーでなければ3GBはなかなか使わないので、3GBぐらいあれば十分だと思います。ツイッター、インスタ、フェイスブックをやっている人だけこのプランの選択を考えましょう。
コミュニケーションプランの料金
- データSIM(SMS付き)
3GB 1,110円
5GB 1,640円
7GB 2,300円
10GB 2,640円 - 音声通話SIM
3GB 1,690円
5GB 2,220円
7GB 2,880円
10GB 3,220円
大手キャリアと料金を比べたらお得感がわかります。コミュニケーションフリープランなら、家族がいる親は音声通話SIM一択です。10GBで3,220円自体安いのですが、音声通話SIMにする必要のない家族がいれば、以下の組み合わせがベストです。家に電話がない場合お父さん、お母さんは音声通話SIMがベストです。
お母さん 音声通話SIMの3GB 1,690円
子供 データSIMの1GB 500円
合計 月額 5,410円
子供のデータがなくなったら、親のデータをプレゼントします。
お父さんご毎月それほどデータを使わず1〜2GBぐらいまでなら3GBにすれば、
お母さん 音声通話SIMの3GB 1,690円
子供 データSIMの1GB 500円
合計 月額 3,880円
家族3人で5,000円を切る月額料金が可能です。余ったデータは、子供が外出先で使うデータに利用すればOKです。
コミュニケーションプランの音声通話SIMは家族のためにあるプランといってもいいぐらいです。
MUSIC+(ミュージックプラス)プラン
音楽を聴きたいという人ならMUSIC+がおすすめです。LINE MUSICがデータフリーになるので好きなだけ音楽を楽しめます。MUSIC+ですデータフリーになるLINE MUSICの機能は以下です。
- 音声の視聴 歌詞
- 文章の閲覧
- 音楽の保存
- 楽曲の検索
注意点はミュージックビデオはデータフリー対象外ということです。
MUSIC+の月額料金は以下のようになりますが、これとは別にLINE MUSICの申し込みと月額750円のオプション料金がかかります。最初の2ヶ月間は無料になるのでお試しで契約してもいいかもしれません。
MUSIC+の月額料金 以下の料金に750円のオプション料金
- データSIM(SMS付き)
3GB 1,810円
5GB 2,140円
7GB 2,700円
10GB 2,940円 - 音声通話SIM
3GB 2,390円
5GB 2,720円
7GB 3,280円
10GB 3,520円
MUSIC+最安値は3GBにMUSICプラスの月額料金750円をつけて3,140円です。
以上がLINEモバイルのプラン全てです。簡単で分かりやすいプランばかりなので間違えたり悩んだりする必要がないシンプルなプラン構成でした。
少し裏技 LINEモバイルは契約後もプランを変えられる もちろん手数料も無料
実はLINEモバイルは契約時にプランについてあまり悩む必要はありません。契約後もプラン確認がマイページから簡単にできて、好きなときにプラン切り替えができるので、来月はコミュニケーションフリーで、来月はMUSIC+で、と自由にプラン変更ができます。プラン変更は今月行うと翌月から適用になります。プラン変更のやり方もマイページからプランを選ぶだけなのでとてもシンプルで簡単です。プラン変更は違約金や手数料は一切かからないので積極的に利用しましょう。
プラン変更後も余ったデータは翌月に繰越可能
別の記事でも紹介していますが、余ったデータは繰り越しが可能です。これはプランを変更しても引き継がれるので安心してください。
コミュニケーションフリー3GBからLINEフリー1GBへプランを変更しても前月2GB余っていればLINEフリー1GBに加えてコミュニケーションフリーで余った2GBが繰り越されて当月のデータ残量は3GBになります。
詳しくは以下の記事を確認ください。
MUSIC+プランを初月に選ぶとさらにお得
実はオプションもマイページから契約や解約が月単位でできるのです。申し込み時に悩まなくても、後から追加したり解約したりできます。ここで紹介したいのは初月はMUSIC+を楽しんでおこうというお話です。
初月MUSIC+を選ぶべき4つのポイント
- LINE MUSICは最初の2ヶ月間が無料
- LINEモバイルの初月はプラン月額料金ではない
- 余ったデータは繰り越し可
- プラン変更とオプション解約ができる
初月料金 1,200円 LINE MUSICは無料
2ヶ月目 2,720円 MUSIC+3GB LINE MUSICは無料 ここでプランを変更してLINE MUSICは解約
3ヶ月目 1,200円LINEフリー1GB
合計 5,120円
ただし月額料金の請求や利用日と利用できなくなる日が複雑なので以下のページから確認してください。
LINEモバイルのオプション
LINEモバイルでは上記のプラン以外にもオプションをたくさん用意していますが、オプションは月単位で契約したり解約したり、マイページから簡単に行うことができます。オプションの話になるとややこしくなりますが、それぞれ付ける必要性も含めて最後にベストなオプションの付け方をお伝えするので安心してください。詳しく知りたい方は以下の記事を確認ください。
契約すると絶対損する10分電話かけ放題はつけちゃダメなオプション
10分かけ放題とは、10分以内の電話がかけ放題になるプランです。ただ、10分かけ放題は余程のことがない限り、契約するのはやめましょう。付ける必要なしと断言します。携帯会社が一番利益のあるのが10分かけ放題など電話にかけるオプション料金です。
10分かけ放題はこんなに損する
月額料金は880円です。880円といえば30秒20円なので22分の通話が1ヶ月で可能な金額です。さて、22分も電話を掛けていますか?年間で4.4時間です。年間でオプション料金の合計は10,560円です。余程電話をする人でない限り、このオプション代金は不要です。もし、田舎の親がスマホが無いという理由ならデータSIMを契約してあげましょう。年間6,000円なので10分掛け放題よりお得で、ビデオ通話もできて、時間も料金も気にする必要がありません。10分掛け放題はコンスタントに毎月22分の電話、それも家族以外でLINEで連絡を取れない人にかけているケースではないと元が取れない不利なオプションです。なんとなく不安で付けるようであれば、絶対つけてはダメです。
端末保証は気休めにはなるけどつけないほうがいい
持ち込みであれ、LINEモバイルで購入であれ、余程高いアンドロイドスマホ以外は端末保証をつけてはダメです。大手キャリアでも良い店舗なら端末保証はつけないほうがいいと言っている店員もいるぐらいです。
最低の負担額で端末の故障や破損、落水などで修理が必要な場合に修理に出せる保険のようなものです。
2種類の端末保証がありますが、持ち込み端末保証は絶対つけたらだめです。
持ち込み端末保証はこんなに損する
月額料金は500円で年間で6,000円ですが、保証される上限額は50,000円までです。
1回目の利用4,000円
2回目の利用8,000円
年間のオプション代金の合計と足すと、破損した場合の修理は、10,000円支払っていることになります。10,000円ならそこそこの修理ができると思いませんか?なんなら端末を買い換えることもできます。ちなみにiPhoneならApple Storeの保証に入ったほうがいいです。iPhoneの場合は交換がないからです。さらに注意書きには、同じ機種にならないことが書いてあります。
対象機器
修理:Android端末、iOS端末
交換:Android端末
※iOS端末は修理のみの受付になります。
交換端末
・故障端末と同一OSの端末です。
・新品もしくはリフレッシュ端末です。
・当社保有の交換端末の中から送付します。
・交換端末がご利用中の端末と同一の端末とは限りません。
・端末の指定はお受けできません。
交換の場合は同じOS、つまり同じオペレーションシステムの端末で機種指定できないとあります。このプランに入るぐらいなら万が一のためには節約して自分で貯めておきましょう。
LINEモバイルで購入したスマホの端末保証は?
月額450円で年間5,400円ですが、そんなにスマホって壊れます?年間2回以上コンスタントに壊れて修理に出すなら契約したほうが良いですが、そんな人はまずいないのでは?
やはりやめたほうがいいです。子供はもしかしたら落として壊したり、画面を割るかもしれないですが、中古スマホや安いスマホなら1万円で購入できます。これが心配で掛け捨ての端末保証に入っても、オプション料金と自己負担で1万円なので保証を使ってもトントンです。つまり使わない人が多いので、携帯会社が儲かるシステムになっています。
ウイルスバスターオプション
月額420円です。これが必要なのはAndroidスマホだけです。詳しくはiPhoneにウイルスソフトがいらない理由を書いています。しかし、これも携帯会社が提供するウイルスソフトより自分で購入したほうがお得ですので入る必要はありません。以下の記事で自分で購入したほうが料金がお得でおすすめのセキュリティソフトを3つ紹介しています。
WiFiオプション
このオプションは入った方がいい人もいます。月額200円なので、使えるお店が近くにあったり入ってみて必要なければ解約してしまえば問題ありません。2019年9月30日までに始めてこのオプションを使うのであれば最初の2ヶ月が無料です。