フライパンをトントンしなくても素人でも簡単に作れる半熟オムレツ

トントンとフライパンの柄を叩くことなくできる、中がふんわり半熟で綺麗な形のオムレツの作り方のコツを紹介します。プロのような仕上がりのオムレツが作れると料理がもっと楽しくなります。

簡単半熟オムレツの作り方

オムレツ

材料

  • 玉子 2個
  • 牛乳 大さじ二杯ぐらい
  • お好みでチーズ
  1. 玉子に牛乳大さじ二杯ぐらいを入れて白身がなくなるまでしっかり混ぜる
  2. 鉄フライパンを煙が出るまでしっかり熱してフライパンの端までしっかりと油まわしをする
  3. 余分な油をオイルポットに戻してキッチンペーパーで油を延ばす
  4. フライパンの粗熱が取れたら菜箸についた玉子を表面につけてみてすぐに焼けるような温度になったら弱火にしてフライパンに玉子を流し入れる
  5. 菜箸で中心部分をスクランブルエッグを作る要領で混ぜる
  6. 中心部分に盛りあげるように半熟のスクランブルエッグを集めていく
  7. お好みでチーズを中心部分に置く
  8. シリコン製のゴムベラでひし形になるように折りたたむ
  9. ひっくり返してフライパンの手元に寄せて形を整える
  10. お皿に移して完成

手順の解説

オムレツはフライパンの表面を全部使って作るので、フライパンの大きさで玉子の量を調整します。24cmであれば玉子一つだとペラペラのオムレツになり中身が半熟になりません。フライパンの大きさによって玉子の量を調整してください。

玉子は白身を切るように混ぜます。白身がなくなるまでしっかりと混ぜますが泡だてないようにしてください。菜箸で混ぜるのも良いですが、私がおすすめするのはサンクラフトの混ぜ玉子です。刃のようになっているので泡だてずしっかりと白身が切れて綺麗に混ざります。1本でも十分ですが、2本使って両手で交互に前後させるとかなりスピードアップします。菜箸で混ぜる時も同じような動きで行うと泡立ちません。

鉄フライパンの温度は一旦高温で油まわしをして油を馴染ませたら、適温になるまで待ちます。最後の仕上げではフライパンの柄の部分で形を整えるので柄の部分もしっかりと油を馴染ませてください。

高温で油まわしをすれば玉子が張り付いて剥がれないということはありません。
玉子を流し入れた後は、半熟の玉子を中心に盛り上げるように集めていきます。中心部分が厚くなるほど形の良いオムレツができます。中心部分に集める玉子は菜箸で混ぜてスクランブルエッグを作る要領で作っていきますがこの時のコツは玉子を引っ掻くようにして菜箸でフライパン表面が見えるようにしてやることです。生の玉子がフライパン表面にあたり半熟に、また引っ掻いて生の玉子をフライパンの表面にあてて半熟にの繰り返しで中心部分の半熟玉子を厚くしていきます。

玉子は火が入りやすく鉄フライパンは温度が下がりにくいので頻繁に火をつけたり消したりする必要はありません。弱火で作業しながら、火の入りが早いと思ったら火から外して作業します。
最後はシリコン製の耐熱ゴムベラでフライパンの端から玉子をめくってひし形の形にしますが、この時は一旦火から外してかまいません。玉子は触ってもちょっと熱い程度なのでシリコン製耐熱ゴムベラでめくったらフライパンに指が当たらないように注意しながら玉子を摘んで折り返します。
ひし形を作った後はフライパンの手元部分にオムレツを寄せてフライパンの丸い形を利用して形を整えます。この時は火を止めた状態か弱火にしでください。ここで火を入れすぎると中身が固まり半熟ではなくなります。

トントンするオムレツよりも簡単で綺麗なオムレツを是非試してみてください。

動画で使っているおすすめキッチンアイテム

Youtube動画番組「キッチンドランカーキッチンドランカーまじうめぇ」チャンネルの中で使っているキッチンアイテムのご紹介です。ほとんど業務用の調理器具を使っているのでとにかく安くてタフで扱いやすいのが特徴です。鉄製を多く使っているのが特徴ですが、鉄製の調理器具は正しく使うと一生ものなので本格調理をしたい方は手に入れると良いと思います。

鉄製中華鍋のおすすめ 和平フレイズ 北京鍋

和平フレイズ 味道 鉄製北京鍋 30cm

利用している中華鍋は「和平フレイズ 味道 鉄製北京鍋 30cm」です。業務用の中華鍋ですがとにかくタフで使いやすく価格も安いのでおススメです。もともと鉄製の中華鍋が欲しかったのですが、業務用で表面塗装がされていないものを探していた時にたどり着いたのがこの中華鍋です。中華鍋は2種類あって、両側に取手が付いているタイプと、写真のように柄の付いた北京鍋がありますが、家庭で使うには北京鍋が使いやすいと思います。

鉄製中華鍋のメリットは最初にしっかりと油を引いて焼きを入れてやると焦げ付きにくいので調理後はお湯を使って亀の子たわしで洗い流すだけという簡単さがあります。またこのサイズは、揚げる、炒める、蒸す、煮るの全てをカバーできるので気に入っています。一方でデメリットは重いので女性の方には扱いにくいという点があります。

お求めは楽天市場にいくつかの店舗から出典されています。

中華お玉 遠藤商事

遠藤商事(TKG) SA鉄 中華お玉

動画の中で使っているお玉は「遠藤商事」の鉄製中華お玉です。中華お玉は鉄製とステンレス製がありますが、鉄製はかなり重いです。鉄製中華お玉を使って感じているメリットは、最初にしっかりと焼きを入れて油で鍛えてあるので焦げ付きにくく洗いやすいという点です。一方で、デメリットとしては鉄製の中華お玉を使って料理を長くするとかなり手が疲れます。

ジャーレン 神田鉄鍋

神田鉄鍋 鉄プレスジャーレン

動画の中で使っているジャーレンは「神田鉄鍋」の鉄プレスジャーレンの24㎝です。中華鍋は30㎝を使っているのでそれよりもワンサイズ小さいものにしました。27㎝もあるのですが、実際に使ってみて、30㎝の中華鍋ならこれぐらいがちょうどよいです。から揚げなどを一斉に油から上げるときに、このサイズで十分鍋の中にあるから揚げをすべて取り出せます。これも鉄製なので最初にしっかりと焼きを入れて油を塗って再度焼きを入れて炭化被膜をしっかりとつけているのでこびりつきや汚れがなくたわしを使ってお湯で洗うだけで手入れが簡単です。

メリットは、とにかく中華鍋のものを一気に上げたいときに便利ということです。油通しや湯通しなど具材の下処理をするのが簡単になります。デメリットは重いということです。

鉄フライパン 遠藤商事

遠藤商事 SA鉄 黒皮 IH対応 厚板フライパン

動画の中で使っているのは「遠藤商事」の鉄フライパンです。これはもともとステーキを焼くために買ったので、具材を入れた時に冷めにくい底が厚いタイプのものを購入しました。メリットはステーキなどがプロ並みに焼けることです。一方でデメリットは炒めものに使うには底が厚い分取り扱いが難しいです。ステーキをよく食べる人には是非持っておいて欲しい鉄フライパンです。

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