大手キャリアからの乗り換えで悩んだら徹底比較してみましょう。特徴的なCMが耳に残るUQモバイルとLINEがデーターフリーで魅力のLINEモバイルでどちらにしようか悩んでいる人のために料金プランを徹底比較しています。自分にあった格安SIMはどちらかこれを読めばすぐに解決です。
LINEモバイルとUQモバイルは何が違うのか?
格安SIMはスマホの使い方によってどの格安SIMを選ぶのかが決まってくるのでどちらを選ぼうか悩んでいる方のために比較するポイントを絞ってお伝えしていきます。
3つのポイントで丸わかり
- 通信速度
- 料金プラン
- スマホの使い方
LINEモバイルとUQモバイルの通信速度比較
通信速度の問題はデータ通信をして、インターネットなどを利用しているスマホでは避けて通れない比較ポイントです。LINEモバイルとUQモバイルはどちらが通信速度が早いのでしようか?速度だけなら、auの子会社のUQモバイルのau回線が格安SIMの中でも最強を誇っています。一方で、LINEモバイルもソフトバンクに買収されて子会社化されたので、ソフトバンク回線は格安SIMの中でも最速レベルです。どちらも大手キャリアを親会社に持つことで特定の回線ではかなり早い格安SIMと言えます。
通信速度はそれぞれの親会社の大手キャリアから選べば問題ないレベル
UQモバイルならau回線、LINEモバイルならソフトバンク回線がおすすめ
敢えて言うなら安定した速度はUQモバイルが上
LINEモバイルとUQモバイルを比較 料金プランと特徴
格安SIMで迷った時に一番気になるのが月額料金の違いと料金プランの特徴です。ここでは、LINEモバイルとUQモバイルの月額料金の違いと特徴を比較していきます。LINEモバイルとUQモバイルの料金プランの大きな違いは最低利用期間です。さらにUQモバイルは契約データは最初の25ヶ月だけ2倍、月額料金は最初の13ヶ月だけイチキュッパ割があるなどやや複雑です。14ヶ月後には月額料金も高くなって26ヶ月後に使えるデータは半分になるのがUQモバイルなので後で説明する料金を見る上での注意点を確認してください。
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランの特徴はなんといってもSNS系のアプリ利用が契約しているデータを使うことなく使い放題のデータフリーが充実していることです。料金プランもグレードをあげる毎にデータフリーになるアプリが増えていくだけなのでものすごくシンプルです。
メリット
LINEサービスが使いたい放題のデータフリーになっているプランです。LINEモバイルの最も最安値のプランです。
デメリット
データは1GBまでなのでスマホライトユーザー向けのプランです。1ヵ月に2GB以上使うならコミュニケーションフリーがおすすめです。
データ量 | データSIM | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|---|
1GB | 500円 | 620円 | 1,200円 |
メリット
LINEサービスに加えて、Instagram(インスタグラム)、Facebook(フェイスブック)などがSNSが使いたい放題のプランです。
デメリット
LINEしか使わないという方にはその他のSNSがデータフリーでもあまり関係ないかも。使えるデータ量を考えるとそれでもお得です。
データ量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
メリット
LINEサービスに加えてLINE MUSICがデータフリーなので音楽聞き放題です。
デメリット
LINE MUSICは別途オプション料金が必要です。
データ量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,220円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランの特徴は通話とのパッケージが主流です。大きな違いは5分かけ放題か、1ヶ月に決まった通話時間分だけが無料扱いになるかの違いです。頻繁に短い電話を沢山するならおしゃべりプラン、回数は少ないけど少し長めの電話をするならぴったりプランと使い方に合わせて選ぶことができます。
見ていただくとわかるのですが、UQモバイルはとにかく各プランで案内されている割引や特典などが1年限りであったり、2年目から料金が変わったりと料金体系が複雑です。可能な限り分かりやすくまとめましたが、次項では具体的に2年間の料金でLINEモバイルとUQモバイルの料金総額を比べているので、そちらを見たほうが早いかもしれません。
UQモバイル料金プランを見る上での注意点
- 契約が2年縛り 更新月は1ヶ月
- CMで有名なイチ、キュ、パッも13ヶ月まで
- 最安値になる1,980円のイチキュッパ割は契約してから13ヶ月まで。14ヶ月後は月額料金が1,000円上がる
- 契約データ量はどのプランも契約してから2年間は2倍だが2年後は半分
- マンスリー割はスマホ本体をUQモバイルで購入すると、おしゃべりプランとぴったりプランで受けられる割引
- 増量オプションは月額500円で受けられるサービスで割引が適用となるため付けなければ損になる
- 増量オプションは該当の金額分のデータチャージが無料扱い。自分でデータチャージする必要あり。
5分以内の国内通話は何回かけても通話料金が無料です。
ぴったりプラン
1回の電話の長さに関わらず毎月決まった時間分の国内通話が無料です。
データ量 | プランS | プランM | プランL |
---|---|---|---|
基本料金 上段1年目 下段2年目 |
1,980円 2,980円 |
2,980円 3,980円 |
4,980円 5,980円 |
増量オプション適用時 上段1年目 下段2年目 |
1,480円 2,480円 |
2,480円 3,480円 |
4 ,480円 5,480円 |
基本データ容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
増量オプション適用時 | 3GB 1,000円分 1GB加算 |
9GB 3,000円分 3GB加算 |
21GB 7,000円分 7GB加算 |
おしゃべりプラン 無料通話 |
5分かけ放題 国内通話 1回5分以内 |
5分かけ放題 国内通話 1回5分以内 |
5分かけ放題 国内通話 1回5分以内 |
ぴったりプラン 無料通話 |
60分/月 | 90分/月 | 120分/月 |
LINEモバイルVSUQモバイル 2年間の総額
同条件での比較ができないので、UQモバイルのプランSとプランMをLINEモバイルのコミュニケーションフリー通話SIMの3GBで比べてみます。
初月:600円
2〜5ヶ月:月額845円x5ヶ月=3,380円
6ヶ月目以降月額料金:1,690円
2年総額:34,400円
初月:600円
2〜5ヶ月:月額845円x5ヶ月=3,380円
6ヶ月目以降月額料金:1,690円
10分かけ放題:月額880円x24ヶ月=21,120円
2年総額:55,520円
最初の12ヶ月:月額1480円x12ヶ月=17,760円
13ヶ月目以降:月額2,480円x12ヶ月=29,760円
2年総額:47,520円
まずUQモバイルを使うかのポイントは電話をかけるかかけないかになります。すべてのプランに5分かけ放題が付いているので電話をかけない場合は2年間では13,120円割高になります。結構な額なので、電話を掛けないのにUQモバイルを契約するのは少しもったいないです。電話を頻繁に掛ける場合にだけUQモバイルを選ぶ価値があります。
UQモバイルのその他のプランならLINEモバイルや楽天モバイルがお得
UQモバイルにはおしゃべりプランとぴったりプラン以外にも、以下の4つのプランがありますが、どれも月額料金はLINEモバイルと比べるとお得ではありません。
3GBまでのプラン
データ高速プラン:980円
データ高速プラン+音声通話SIM:1,680円
データ無制限プラン
データ無制限プラン:1,980円
データ無制限プラン+音声通話SIM:2,680円
音声通話SIMをつける場合は最低利用期間が12ヶ月です。最低利用期間は2年縛りと異なり、12ヶ月使えばあとはいつ解約してもいいので、更新月のような設定はありません。
UQモバイル3GBまでのプランならLINEモバイルがお得
データ高速プランと音声通話SIMの組み合わせはLINEモバイルと月額料金は変わりませんが、LINEがデータフリーであることを考えると、このプランを選択するメリットはありません。ここを選ぶなら、LINEモバイルがおすすめです。
UQモバイルデータ無制限プランなら楽天モバイルスーパーホーダイがお得
UQモバイルのデータ無制限は通信速度が500kbpsに制限されているのでこのプランを選ぶならと楽天モバイルのスーパーホーダイの1Mbpsを契約した方がお得です。
楽天モバイル公式サイトへLINEモバイルとUQモバイルの2年縛りや最低利用期間
契約する派前に確認しておきたいのはスマホの契約にありがちな2年縛りや最低利用期間です。解約したいと思った時に2年縛りや最低利用期間で好きな時に乗り換えられなくなります。
LINEはとってもシンプル
LINEモバイルは最低利用期間の設定しかありません。それも音声通話SIMを選んだ時だけ最低利用期間が12ヶ月になります。利用期間12ヶ月を過ぎて13ヶ月目に入ったらいつ解約しても良いので更新月のような概念はありません。
UQモバイルには2年縛りがある
UQモバイルには2年縛りと最低利用期間の2種類の契約期間による縛りがあります。2年縛りは最低利用期間と違い2年ごとに2年契約を行うもので、更新月が節制されています。自動更新で2年契約を行なっていくので、更新月に契約解除を行わないと再度2年間契約が更新されます。一方で、最低利用期間12ヶ月のデータSIM、データSIM(SMS付き)は12ヶ月使い続ければいつ解約しても違約金が発生しません。
LINEモバイルご最低利用期間12ヶ月だけなのに比べるとUQモバイルはやや厳しいと言えます。
LINEモバイルとUQモバイル おすすめタイプはこんな人
LINEモバイルとUQモバイルを比較してきましたが、最終的に悩んだ場合に決め手となる理由をいくつかあげておきます。
通信速度
au回線を使うならUQモバイルが格安SIMでは最速を誇っています。これは色々な比較サイトを見ても似たことが書いてあるのですでに知っている人も多いと思います。
ソフトバンク回線を使うならLINEモバイルの通信速度はストレスのない速度で満足して使えます。どちらを選んでも、通信速度の速い回線を選べば快適に使えます。
プランによる月額料金
敢えて格安SIMを選ぶ目的は月額料金を下げたいことが目的だと思いますが、単純にある程度スマホを使いながら安くしたいのであればLINEモバイルがおすすめです。LINEやインスタなどのSNSがデータフリーなので契約データがウェブページの閲覧などにそのまま回すことができます。月間3GBぐらいならLINEモバイルのコミュニケーションフリーの音声通話SIMが格安SIMのなかでは最もコスパが高いです。
電話の通話は本当に必要?
格安SIMのなかでは必ず出てくる電話による通話ですが、もはやLINEモバイルのようにデータフリーで音声通話やビデオ通話ができる時代に知人や家族で電話による連絡をしているぐらいなら、LINEモバイルの500円データSIMを連絡用に契約すれば、10分かけ放題のオプションや通話料金よりも圧倒的にコスパが高いです。UQモバイルをおすすめするサイトには通話をするならと言っているところもありますが、余程電話しか使えないところに頻繁に電話するならスマホよりガラケーを別に契約した方がお得です。UQモバイルを選ぶ最も強い理由は、au回線が格安SIM最速なことと2年間データ2倍、イチキュッパ割の3つです。1ヶ月14GBぐらい使う人ならUQモバイルの通信速度の速さを最も体感できるので満足に使えると思います。
スマホのライトユーザーならLINEモバイルコミュニケーションフリー3GBがベスト
電話をほとんどしないか、毎月22分以上電話をする人
電話をよくかける人
月平均で22分以上かけているならLINEモバイルに10分かけ放題をつけるよりUQモバイルがお得
通信速度にとことんこだわるならUQモバイルのau回線を選択すべし
これが私が考えるLINEモバイルを選ぶか、UQモバイルを選ぶかの決定的な理由です。