格安SIMの中で最も特徴的でお得なのがカウントフリーやデータフリーと呼ばれるサービスです。どちらも同じ意味で使われていますが、よくわからない方のために初心者でも分かるようにLINEモバイルのデータフリーについて説明していきます。
データフリーとは?
カウントフリーやデータフリーを簡単に説明すると、対象のアプリを使うとき契約してあるデータ量を使わず使えます、ということです。さらにデータ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)、データフリー対象サービスの通信速度は落ちないのです。
例えば、3GBのデータ量の契約だと、インターネットやLINE通話、LINEトークなどを使うと通常は3GBから使えるデータ量が減っていきます。これがデータフリー対象のアプリを使えばデータ量が減ることがありません。つまり通信料金含まず利用できるのです。
LINEモバイルはここが凄い 他社格安SIMとの違い
- 節約モード(送受信最大 300Kbps)時などの制限無し
- オン/オフの切り替え不要
- テザリングで利用している端末も対象
節約モード
格安SIMはデータを使い切ったあとは通信速度が制限されて低速通信モードになりますので、LINEサービスにも通信制限がかかります。いざ、LINEサービスの音声通話やLINEトークなどで画像、動画の送受信をしようとしても遅くていらいらする、なんてことがありません。LINEモバイルは全プランでLINEサービスがデータフリーでしかもデータを使い切った後も通信速度の制限がされないのが他社格安SIMとの一番の違いでありメリットです。つまり、契約しているデータのすべてはLINE以外に使えるのがお得なところです。
オン/オフの切り替え不要
データフリーのサービスを使う際に、通信速度の変更や何かの機能をオンにしたりする必要はありません。対象サービスはすべて自動的にデータフリーが適用されます。
デザリングしている端末も対象
契約してSIMカードを入れているスマホだけでなく、デザリングして使っているPCなどで対象のサービスを使っている場合もデータフリーが適用されます。デザリングしたPCでインスタグラムをみたり、Twitterをみたりしてもすべてデータフリーの対象です。しかもLINEモバイルはデザリングはオプションではなく無料でできます。
LINEモバイルでデータフリーのアプリは?設定不要で適用
LINEモバイルは3つのブランに分かれていて、それぞれデータフリーになる対象アプリが異なります。対象アプリは異なりますが、LINEモバイルでデータフリー適用にするには面倒な手続きや設定が不要で自動的に適用されます。
全プラン共通はLINEがデータフリー
どのブランにも共通なのが、LINEをデータフリーで使えることです。普段使いがLINEメインの人は、1GBの最安値でで契約して全然問題ないレベルです。さらにデータをすべて使い切っても通信速度が落ちずに、LINEサービスを使うことができます。
データフリー対象のLINEサービス
- トークでのテキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信
- 音声通話・ビデオ通話
- タイムラインでの投稿・カメラ・リレーの利用、閲覧
- 友だちの閲覧、友だち追加
- ニュース トップ・カテゴリの閲覧
ニュース詳細の閲覧は対象外 - ウォレット トップの閲覧
対象外=>LINE Pay・送金・コード支払いコードリーダー・請求書支払い・LINEポイントの利用 - スタンプ・着せかえのダウンロード
スタンプショップの利用は対象外 - アカウント設定
データフリー対象とならないLINEサービス
- 外部リンクへの接続
- グループ内Liveの利用
- 着せかえショップの利用
- LINEが提供する他サービスの利用
3タイプのSIMカードでプラン毎に対応
- データSIM
- データSIM1(SMS付き)
- 音声通話SIM
LINEサービスが無料
データ量 | データSIM | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|---|
1GB | 500円 | 620円 | 1,200円 |
ベーシックなフリープランと比べるとSNS系アプリのデータフリーが充実しているのがコミュニケーションフリープランです。
LINEサービス
特に画像が多く、データ量をよく消費するInstagramが含まれているのが嬉しいポイントです。
データ量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
ミュージックプラスプランと呼んでいますが、コミュニケーションフリーにLINEミュージック使用の際の通信量がかからないのがこのプランです。
LINE MUSIC
データ量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,220円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
LINEモバイルデータフリーで対象外のサービスに注意が必要
LINEモバイルのデータフリーブランにも対象外となるサービスがあるので注意が必要です。
データフリー対象とならないLINEサービス
- 外部リンクへの接続
外部リンクが貼られたツイッターや広告から外部サイトへ移動した場合は、データフリーの対象外になります。ライブ動画の視聴 インスタやツイッターでライブ動画の配信を見てあると、それはデータフリーの対象外です。 - グループ内Liveの利用
- 着せかえショップの利用
- LINEが提供する他サービスの利用
- 非公式アプリ
今使っているスマホをそのまま使う場合は、データフリーになるアプリが公式のものであるか必ず確認しましょう。データフリーになるのは、公式アプリだけです。
LINEモバイルデータフリーのお得なポイントまとめ
LINEモバイルのデータフリーについてまとめておきます。
- データフリーとは?
契約しているデータ通信量を使わなくても使えるサービスのこと。つまり特定アプリを無料で使えるサービスです。 - 自分に合ったブランでさらにお得
LINEモバイルのデータフリーは選んだプランによって、データフリーになるアプリが異なること。 - データフリーには対象外サービスもある
外部サイトへのリンクやライブ動画の視聴はデータフリーの対象外となること。 - データフリーで契約データ量を今より少なく
LINEトークやLINE通話利用がメインなら、データフリー分が加算されないので今契約しているデータ量よりさらに減らせるのでお得になること。
対象アプリがSNSアプリなのでスマホ利用がSNS中心の人にとにかくおすすめ
LINEモバイルはとにかくSNSに強い格安SIMです。普段のスマホ利用が、LINEトークやLINE通話だけなら1GBを選んでいればほぼ問題ありません。特に子供に連絡用に持たせるなら、フィルタリング機能が無料で使えるので最強の格安SIMと言えます。
インスタなど画像ご多くデータ量の使用が多いSNSを頻繁に使うなら、それだけでLINEモバイルのデータフリーを選ぶ価値があります。スマホの月額料金を今すぐ減らしたいと思ったら、LINEモバイル乗り換え完全ガイドを是非ご覧ください。