LINEモバイルに乗り換える前の注意点チェックリスト これさえあれば心配無用

LINEモバイルに乗り換えを決めたらこの記事に沿って乗り換えの注意点を一つずつチェックしていきましょう。せっかく乗り換えを決めたのに審査に落ちることがないようしっかりとチェックしておきましょう?

審査に落ちる意外な落とし穴

LINEモバイルは申し込みの後審査がありますが、審査で落とされる意外な落とし穴がいくつかあります。エントリーパッケージを利用しての申し込みは審査で落ちると利用コードの再発行はできないので特に注意が必要です。店頭での申し込みと違い、ウェブサイトで簡単に契約できてしまうのですが、そばで見ていて間違いを指摘してくれる店員さんはいないので注意が必要です。

MNP予約番号の有効期限

同じ電話番号を使って乗り換えをすることをMNPと呼びますが、その際現在契約している携帯会社で発行してもらうのが、MNP予約番号です。MNP予約番号には有効期限があるのですが、有効期限内であれば申し込みに問題がないかというとそうではありません。

MNP予約番号の有効期限
au、ソフトバンク、ドコモ共に15日間

それぞれ大手キャリアのMNP予約番号は15日間ありますが、LINEモバイルの申し込みにはMNP予約番号の有効期限が10日以上あることが条件となっています。MNP予約番号の有効期限が10日以上ないと審査落ちになってしまうので、MNP予約番号取得後はすぐにLINEモバイルに申し込みを行いましょう。

MNPするなら契約者は同じ人でなければならない

同じ電話番号を家族が使うからといって、転出元の携帯会社と転出先の契約者が異なっていると審査落ちとなります。

  • Aさんが転出元の契約者
  • Bさんが転出先の契約者
  • Aさんが転出元の契約者
  • Aさんが転出先の契約者でBさんが転出先の利用者登録

本人確認書はそれぞれ注意事項が違う

これも審査落ちとなる原因の一つです。LINEモバイルは本人確認に使える書類が沢山あるのですが、安易に選んで注意事項を見逃すと審査落ちとなります。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 日本国パスポート+補助書類
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 健康保険証+補助書類
  • 後期高齢者医療被保険者証+補助書類
  • 届出避難場所証明書
  • 身体障害者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障害者保険福祉手帳
  • 特定疾患医療受給証+補助書類
  • 特定疾患医療登録者証+補助書類
  • マイナンバーカード
  • 以下、補助書類
  • 公共料金領収書
  • 住民票

一番簡単に使えるのは運転免許証ですが、注意書きの中に以下の文言が記載されています。

本人確認書類に運転免許証を使う場合

  • 申し込み時に入力する住所・氏名・生年月日と、「運転免許証」に記載されている住所・氏名・生年月日が一致していること(住所のみ異なる場合は補助書類もアップロード)
  • 有効期限内であること
  • 裏面に変更の記載がある場合は、公印があること
  • 顔写真がきちんと確認できること(黒ずみやマスキング等で顔が確認できない場合は不可)
  • 日本国政府発行であること(国際免許証不可)

この中で

申し込み時に入力する住所・氏名・生年月日と、「運転免許証」に記載されている住所・氏名・生年月日が一致していること

とありますが、これが一致していないと審査落ちになります。引越しなどの事情で住所が変わったりした場合がこれにあたります。

また写真を撮って送ることが多いと思いますが、写真を撮った後、照明などが写り込んで写真に記載されている内容が不鮮明でないかも確認しましょう。

それぞれの本人確認書類についての注意事項は必ず申し込みの際に確認して間違いが無いようにしましょう。

転出元で確認する内容

審査落ちと同様に確認しておきたいのは転出元の情報です。知らないと思わぬ違約金や請求が届くので注意しましょう。

違約金の発生は必ず確認

違約金がかかるからといって損になるわけではありません。LINEモバイルに乗り換えると月額料金が軽減されるので場合によっては違約金を払った方がお得になります。
ただし、違約金がいくらかかるのかはあらかじめ調べておき、乗り換えるタイミングで損をしていないか確認した方が良いでしょう。

大手キャリアの違約金一覧

契約事務手数料について
この料金は乗り換えた先の携帯会社に支払う料金ですが、ドコモから乗り換える時にも発生するように記載されているサイトがあります。契約事務手数料とあるのは実際はLINEモバイルの登録事務手数料と考えてください。

スマホ本体の残債

大手キャリアはスマホ本体込みの月額料金になっているケースがほとんどです。その場合、解約するタイミングでスマホ本体の残債が残っていると、転出元の携帯会社からの本体代金の引き落としが続きます。ただしこちらについてはまだ使えるスマホであれば残債は転出元の携帯会社に毎月払いつつ、LINEモバイルに乗り換えても良いと思います。スマホは大体2年使えばバッテリーが弱くなったり買い換え時なので、今使っているスマホに残債があっても、一括で払ってしまい使えるまで使ってから買い換えるなどでも良いと思います。

大手キャリアにはポイントがある

大手キャリアのほとんどが独自のポイント制度を持っていて、知らない間に貯まっているケースがあります。解約後はポイントは消滅してしまうので解約前には必ず全て使い切ってしまいましよう。

大手キャリアポイント確認方法と使い方

ポイントは使わないと損ですし意外に忘れてしまうので必ず解約前に確認しましょう。

解約月は満額請求 解約のタイミングを確認しよう

転出元の携帯会社は解約月は満額請求となります。締め日ギリギリまで使っても1日過ぎただけでも満額です。自分の契約している携帯会社の締め日がいつなのか必ず解約確認しましょう。携帯会社の締め日とLINEモバイルの利用開始日によっては必ずしも転出元の携帯会社の締め日ギリギリまで使うのがお得とは言えません。最新のキャンペーンを確認しながらどちらがお得か確認しておきましょう。

LINEモバイルのお得な最新キャンペーンを最速でご紹介
格安SIMへ乗り換えを考えたら必ず契約時にお得なキャンペーンがないか確認しておきましょう。ここでは、最新のキャンペーンや契約するときに使えるお得なキャンペーンを最速で紹介しています。

キャリアメールは使えない フリーメールの準備は終わった?

大手キャリアから乗り換える場合、キャリアメールが来て使えなくなります。必ず解約前にフリーメールを用意しておきましよう。フリーメールを用意したら、キャリアメールで契約しているウェブサービスや契約しているサービスにキャリアメールを登録していないか、必ず確認しておきます。

キャリアメールが使えなくなって困ったケース

  • アプリ利用にキャリアメールを使っていた
  • Apple IDにキャリアメールを登録していた
  • ショッピングサイトの連絡先にキャリアメールを使っていた
  • キャリアメールが使えなくなる前に必ず確認しましょう。
LINEモバイルでメールアドレスが使えない!乗り換え前にやること
大手携帯電話会社から「LINEモバイル」に乗り換えるときに、これまで使っていた「メールアドレス」をどうするか? これは格安SIMに乗り換えを考えているときに必ずぶち当たる問題です。なぜなら、LINEモ...

一番大事なLINEモバイル最新キャンペーンの確認と初月をお得に使う方法

せっかく乗り換えを決意したのですから、転出元のLINEモバイルをお得に契約したいものです。LINEモバイルは初月をお得に使う方法や毎月のように新規契約キャンペーンを行っていますが、キャンペーンにはコードが必要だったり、併用できるキャンペーンとできないキャンペーンもあるので注意が必要です。

初月をお得に使う

LINEモバイルの初月料金はプランの月額料金で請求されるのではなく契約するSIMカードの種類で請求額が決まります。この制度とプラン変更は手数料がかからず、ウェブサイトのマイページから簡単にできることを利用してお得にデータをゲットしたり、MUSIC+(ミュージックプラス)を無料で利用したりできます。初月をお得に使うためにも以下の記事を読んでおきましよう。

LINEモバイル契約を契約的に 月初と契約タイミングでさらにお得
格安SIMへ乗り換えを決めてLINEモバイルにしようと思ったら、契約前にさらにお得に使える初月無料をよく理解しておきましょう。初月料金は契約のタイミングでさらにお得に使える裏技です。少し複雑なので面倒...

登録手数料無料のエントリーパッケージ

LINEモバイルには登録手数料が無料になるエントリーパッケージがあります。Amazon、yahooショッピング、楽天市場に出ている500円程度の利用コードですが、これを利用すると登録手数料3,000円が無料となります。ただし、エントリーパッケージとキャンペーンは併用できないものがあるので最新キャンペーンは必ず併用できるかを確認してからエントリーパッケージを購入しましょう。

初期費用を安くするLINEモバイルエントリーパッケージ完全解説
LINEモバイルを契約する時の初期費用を少しでも抑えたい時に便利なのが、初期費用が2,500円もお得なエントリーパッケージですが、必ずしもお得にならない場合があるので購入前には要チェックのポイントです...

LINEモバイル乗り換え前チェックリストまとめ

LINEモバイル乗り換え前の注意点を説明してきましたが、ここでチェックリストのまとめをしておきます。乗り換え前にチェックしておけば乗り換え後に失敗したと後悔することはありません。忘れているものがあればもう一度記事を読み直してみてください。

審査に落ちない確認事項

  • MNP関連
    MNP予約番号には期限がある
    LINEモバイル申し込みには10日以上の有効期限が必要
    MNPする人とLINEモバイルの契約者は同じ契約者
  • 本人確認書類
    本人確認書類は使うものによって注意事項がある
    心配な時はLINEモバイル公式ページから確認
  • 転出元で確認する内容
    違約金の発生がいくらかかるのか確認
    大手キャリアはポイントの残高を確認して使い切る
    解約月は満額請求を確認する
  • キャリアメール
    キャリアメールは使えない
    フリーメールの準備を怠るな
  • LINEモバイル乗り換えお得情報
    登録手数料無料のエントリーパッケージの確認
    最新キャンペーンの確認
    最新キャンペーンにはエントリーパッケージを使わない方がお得な場合がある

チェックリストを確認して大丈夫と思ったら、以下の記事から乗り換え方法を確認していよいよ乗り換えを進めていきましょう。