大手キャリアでも展開しているデータプレゼントがLINEモバイルにもあります。データがなくなった時に、知り合いからデータを分けてもらったり、家族間でデータをシェアしたりできるデータプレゼントはうまく使えばそれだけで契約時に無駄なデータ量を契約する必要がなくなったり、データの追加購入をする必要がなくなるのでお財布に優しいLINEモバイルのメリットです。ここではデータプレゼントの方法やメリット、注意点、裏ワザなどをご紹介します。
LINEモバイルのデータプレゼントはここが凄い 3つのポイントと注意点
データプレゼントとは、LINEモバイルを使っている人でデータを分け合える機能のことです。データが少なくなってきた時や月末に予想以上にデータが余った時にデータ量がピンチの家族や知り合いにデータをプレゼントされたり、プレゼントしたりすることで余ったデータを効率よく使える便利な機能です。
データプレゼントの概要がわかったところで、早速LINEモバイルのデータプレゼントがどれだけすごいのか見ていきましょう。
データプレゼントの機能はオプションなどの追加料金なしにLINEモバイルを使っている人なら誰でも無料で使える機能です。データを送る方も受け取る方も料金は一切かかりません。データプレゼントの方法はシンプルで簡単
データプレゼントの機能を使いこなせるかなと思っている方も安心です。使い方はとてもシンプルで一度使えば、小さなお子様でも、ご高齢の方でも誰でも覚えられる簡単な操作です。
家族以外でもプレゼントできる
ここが一番すごいかもしれませんが、利用者連携をすれば家族以外であっても、LINEモバイルを契約していてLINEアプリを使っている人同士であれば、誰とでもデータを交換できるところです。利用者連携を使ったデータプレゼントの裏ワザも後ほど紹介します。大手キャリアや格安SIMの中にもデータシェアという機能がありますが、家族間でのシェアや複数台数を契約した時の同じ契約者名義の間でのデータシェアがほとんどです。LINEモバイルの凄いところは全く知らない人でもデータプレゼントができるところです。
データプレゼントは貰う側も送る側も知っておきたい注意点が2つだけあります。それは貰ったデータは繰り越しできない点と、データプレゼントできるデータは自分が契約しているデータのみという点です。この2つのポイントはデータプレゼントを家族で効率よく使って契約データを減らして月額料金を減らすのに気をつけたいポイントです。
貰ったデータは繰り越し不可の本当の意味
シンプルで簡単なデータプレゼントですが、家族間や友達同士で効率よくデータをシェアするためには貰ったデータは繰り越し不可というポイントです。実は言葉にするとシンプルなのですがなかなか奥が深く、ここをしっかり理解しないと、データを送る側もデータを貰う側も損をすることがあります。貰ったデータは繰り越し不可を理解する2つのポイントをまとめました。
繰り越し不可の2つのポイント
- データの種類
- データの有効期限と消費順
LINEモバイルのデータの種類とプレゼントできるデータ
まず、データプレゼントできるのは契約しているデータだけという点です。LINEモバイルには4種類のデータがあります。
LINEモバイルデータの種類
- 契約しているデータ=>プレゼントできる
- 前月から繰り越されたデータ=>プレゼントできない
- プレゼントされたデータ=>プレゼントできない
- 追加購入をしたデータ=>プレゼントできない
プレゼントできるデータの種類で勘違いしやすいポイントや曖昧なポイントをまとめておきます。契約しているデータでも当月分のデータだけがデータプレゼントできます。自分が契約しているデータでも前月から繰り越されたデータはデータプレゼントはできないので注意しましょう。追加購入のデータは自分が購入したデータなのでデータプレゼントできそうですが、これもデータプレゼントはできません。LINEモバイル公式ページにも記載があるのでチェックしてみてください。
追加購入のデータについて
ここでの注意点は、プレゼントするデータは契約しているデータで当月分のデータだけという点です。これだけ覚えておいて次の章を確認してください。
LINEモバイルデータの有効期限と消費順
まずはデータの種類ごとに有効期限が異なる点を説明します。
データの有効期限
- 契約しているデータ = 翌月末
- 前月から繰り越されたデータ = 当月末
- プレゼントされたデータ = 当月末
- 追加購入をしたデータ = 翌月末
データが消費される順番
- 前月から繰り越されたデータ
- プレゼントされたデータ
- 契約しているデータ
- 追加購入をしたデータ
プレゼントをあげる側
この順番の中でプレゼントできるデータは、3番目の契約しているデータです。契約しているデータは余っていると毎月繰り越されていきます。
契約データが3GBだったとして月末に自分の余っているデータが
前月から繰り越されたデータ1GB
契約しているデータ 3GB
だったとします。今余っている契約データがあげられなくなると全部家族にプレゼントしてしまってはダメです。その3GBは繰り越されてプレゼントできなくなりますが、翌月にはまた新たに契約データが3GB増えます。
前月から繰り越されたデータ1GB
契約しているデータ 3GB
翌月になると
前月から繰り越されたデータ1GB 消滅
契約しているデータ 3GB 繰り越されたデータになる
新たに契約データ3GBが増える
前月余っているデータを月末にプレゼントしてしまうとプレゼントされたデータの有効期限は当月までなのでプレゼントされた方は翌月になるとそのデータは消滅してしまいます。月末に焦ってプレゼントしなくても、データの消費順は繰り越されたデータからとなるので、新たに増えた当月分の契約データ3GBが増えます。
プレゼントする側が月末にプレゼントしてしまうとどうなる?
結論から言うと月末に余っている契約データを全部あげてしまうのは損になります。実際の例を見て説明します。どちらも契約データはわかりやすく3GBにしておきます。
4月末 月末のデータ量
プレゼントする側
前月から繰り越されたデータ1GB
契約しているデータ 3GB プレゼント
合計1GB
プレゼントされる側
プレゼントされたデータ 3GB
合計3GB5月 月初のデータ量5月 月初のデータ量
プレゼントする側
4月に持っていた繰り越されたデータ1GB 消滅
4月の契約データ 3GB プレゼント済み
5月の契約データ 3GB
合計 3GB
プレゼントされた側
プレゼントされたデータ3GB 消滅
契約データ3GBのみ残る
合計3GB
4月末 月末のデータ量
プレゼントする側
前月から繰り越されたデータ1GB
契約しているデータ 3GB プレゼントしない
合計4GB
プレゼントされる側
0GB
5月 月初のデータ量
プレゼントする側
4月に持っていた繰り越されたデータ1GB 消滅
4月の契約データ 3GB 繰り越されて残っている
5月の契約データ 3GB これをプレゼント
合計 3GB
プレゼントされる側
契約データ 3GB
プレゼントされたデータ 3GB
合計9GB
家族全員のデータ量も、プレゼントされる側のデータも月末にプレゼントした場合よりも増えています。
例えば月末に当月のデータのうち、1GBだけをプレゼントすれば、プレゼントされる方も翌月は2GBは繰り越されます。
このようにデータプレゼントで家族でデータをシェアして、契約データ量を最適にするにはデータプレゼントのタイミングがものすごく大事になります。
プレゼントしたりデータは繰り越せないのでなるべく相手が使い切るだけのデータをプレゼントすることが大事になります。
データプレゼントの手順を完全ガイド
データプレゼントの注意点を理解したら早速データプレゼントをしてみましょう。ここでは2つのポイントに分けて説明します。
データプレゼント前の初期設定
データプレゼントには利用者連携が必要です。
- ステップ1 LINE公式アカウントを友達に追加
設定から公式アカウントをタップします
検索バーが出てくるので LINEモバイル と入力
LINE公式アカウントに入ったら追加をタップ
LINE公式アカウントの友達追加完了 - ステップ2 契約者連携
ホームから友達のLINE公式アカウントのトークを開く
契約者連携をタップ
利用規約を読んで同意するをタップ
新規ログインの連携をタップ
ログインIDとパスワードを入力して連携するをタップ
利用コードが画面に出てくるので、利用者連携で必要なのでコピーするかメモしておく
契約者連携完了 - ステップ3 利用者連携をする
LINEモバイル公式アカウントのトークに戻る
利用者連携をタップ
利用コードの入力欄が出てくるので、ステップ2てコピーしたコードを貼り付けるかメモした利用コードを入力する
連携完了の画面が出てきて完了
利用者連携はデータを貰う側も設定が必要です。
データをプレゼントする
- LINEモバイル公式アカウントからデータプレゼントをタップ
- プレゼントする人を選んでチェックを入れる
- 次に進むをタップ
- プレゼントしたいデータ量を選んで次に進むをタップ
- プレゼントできるデータ
500MB(0.5GB)
1,000MB(1GB)
1,500MB(1.5GB)
2,000MB(2GB)
2,500MB(2.5GB) - データをプレゼントするをタップして完了
データプレゼントは送信履歴として残るのですぐにわかります。
データプレゼントをもらう側がすること
データをあげるより簡単なのはデータを貰う方です。何もしなくてもデータがプレゼントされたら、LINEモバイル公式アカウントから
〇〇さんよりデータプレゼント500MBを受け取りました
と通知が来ます。何もしなくても、マイページからデータ残量を確認するとデータが増えています。
LINEモバイルデータプレゼントの裏ワザとおすすめ契約方法
家族でデータをシェアをしたいと言う時のお得な契約方法から、メルカリを利用した余ったデータの現金化の裏ワザまでLINEモバイルのデータプレゼントの裏情報を紹介します。
家族でデータシェアなら一人が大容量を契約するのがおすすめ
家族で契約するなら普段あまりデータを使わない人に大容量のデータを契約してもらうことが一番効率的です。理由は簡単なのですがデータの有効期限と消費順が関係しています。
まずデータの有効期限ですが契約しているデータの中でも繰り越していない当月のデータのみLINEモバイルのデータプレゼントの対象になります。次にデータの消費順ですが、有効期限の短いものから消費されて行きます。家族で最初からそれほどデータを使わない人に1GBを選ばせるとプレゼントできるデータ量は500 MBだけになってしまいます。実はこの状態は家族間でデータシェアする場合に1番効率が悪い状態です。使わない人に大容量のデータを契約してもらい必要に応じてデータプレゼントで使うデータ量だけを割り振ってもらうことで1消滅するデータを節約できる効果があります。
お父さん 普段は3〜5GB 契約するデータの目安 3GB
お母さん 1GB未満 契約するデータの目安 7GB
娘 普段は3GB 契約するデータの目安 3GB
息子 普段は1GB 契約するデータの目安 1GB
お母さんは普段1GB未満なので6GBを家族に割り振ることができます。このときのポイントは普段使っているデータ量には毎月ばらつきがあるので、それぞれの家族が契約するデータはそれぞれの使うデータ量に応じてぴったりのプランを選択するか少し少なめのプランを選択しておくことです。
お母さんは6GBを家族に割り振ることができるので、それぞれのデータの消費量によって小分けに家族にデータをプレゼントしていきます。
これを行うとプレゼントしたデータの有効期限は当月末までですが、当月末で消滅するデータを少なくすることができたり、自分のデータ量が少ないので家族でシェアできないといったケースがなくなります。
子供のスマホの使いすぎをなくす
初めて子供にスマホを持たせる場合にLINEモバイルは月額料金を抑えるだけでなく子供のスマホの使いすぎを制限することができます。子供用のスマホはあらかじめ容量の少ない1GBを選びます。なくなったらデータプレゼントしてあげることでスマホの使い過ぎをコントロールできます。 LINEモバイルはフィルタリングアプリのiフィルターが無料なので、iフィルターで子供がどれぐらいデータを使用しているか、なんのサイトを見ているかなどはチェックできます。
iフィルターに関してはこちら==>
メルカリやヤフオクでデータプレゼントを使う
この方法は裏ワザ中の裏ワザですが使い方は注意しましょう。メルカリやヤフオクを見ると LINEモバイルのデータが余った人が売っている場合があります。データが足りない場合、余った場合に使える裏ワザです。
販売している人を一時的に友だちに追加
データを受けとる
友だちからブロック・削除する
一時的とはいえ知らない人を友達に追加するのは不安という方はやめておきましょう。
LINEモバイルに乗り換えようかなと興味を持った方は LINEモバイル公式サイトから詳しい情報をチェックしてみてください。